強くなりたい!ニオ・ラモーンの筋トレブログ

強くなる為にガリガリ体型から筋トレに挑戦するブログです!初心者だけど頑張るぞー!

名前も分からないけれど親切にしてくださった方々。その②

皆さん!ニオ・ラモーンです。

 

 前々回に、「名前も分からないけれど親切にしてくださった方々」というタイトルで自分が辛い時に親切にしてもらった記事を書かせて頂きました。

 

今回も自分にとって印象に残っている過去の出来事を、この場をお借りして記事にしたいと思っています。

 

あれは、13年以上前の夏に遡ります。

 

 

色々と行き詰まっていて、後ろ向きな気持ちになっていた時期でした。

「こんなんで俺は厳しい世の中を生きていけるのか?スタートラインにさえ立ってないのに」

なんて悩みを抱えていました。(当時の自分はクヨクヨと思い悩み、まさにペシミストでしたね苦笑)

 

そこで当時のニオ・ラモーンは、気分を切り替える為に楽しい事をしよう!前向きになる為の刺激が必要なんだ!という気持ちになったのです。

 

さて、どうしようか?何をしようか?と考えたところ

元々、自分はPUNKSなので好きなバンドのライブに行って楽しもうと思いました。

 そこで、大好きなSKAPUNKバンドのKEMURIのライブを観に行くことにしました!(当時、まだKEMURIのライブは体験していなかった。)

 

 KEMURIはPMA(ポジティヴ・メンタル・アティテュード)という考え方を持って活動されていて、後ろ向きになってしまっていた自分にとって、KEMURIの熱いライブに行けば前向きになるキッカケを掴める丁度良いタイミングだと思ったんです。

「よし!ここから再スタートしよう」という感じですね。

 

 

KEMURI長崎県で開催される音楽フェスに参加するという情報を、知る事ができました。

そのフェスとは「スカイジャンボリー」です。

 その年は「夢合わせ」というサブタイトル?がありましたね。

 他の出演者バンドを調べてみると、THEMODSも出演する事が分かりました!

これは、行くしかない!KEMURIとTHEMODSが出るんだから!

かなり気合いが入りましたよ!

 

しかし…

 

長崎県は、すごく遠い!

 

自宅から長崎県まで、とても離れています。

 

オマケに金もない。

 

飛行機で行くにも新幹線で行くにも、お金がかかる。

困っていた時、JRが発売している「青春18きっぷ」の存在を知りました。

青春18きっぷ」とはJRの普通電車に乗り放題になる切符です。18とありますが年齢を問わず利用でき1人なら5回分使えます。

 

申し訳ありませんが、「青春18きっぷ」に関しての詳細は割愛します。

 

 

 

飛行機や新幹線で行くより、はるかに格安なので自分にピッタリでありますが、目的地に辿り着くには相当な時間がかかってしまいます。

 

 

とはいえ、あの時は遠くに行ける事で自分が成長出来ると考えてもいましたから、長崎に行く決心がつきましたね。

 

 

そして…

 

ついに長崎県に向かう日がきました!

当日は、直感でセックス・ピストルズのベーシスト!シド・ヴィシャスのTシャツを着て家を出ました。

まだ薄暗い早朝にRANCIDの名アルバム「インデストラクティブル」やKEMURIのデビューアルバム「リトルプレイメイト」を聴きながら最寄り駅まで歩いたのを覚えています。

「うぉー!どんな旅になるかなぁ?」、「金がないからちょっと緊張するけど行くぜー!」という気持ちでした。

実際、所持金は1万円と小銭にしかありませんでしたしビジネスホテルで泊まるとか、何時頃にどこで下車するとか、全く考えることもしない計画性のない旅でした。持ち物は鉄道マップぐらいでしたよ。

 

電車に乗っていると、だんだんと空が明るくなり人も増えてきました。

その時は「まだまだ、道のりは遠いなぁ〜。」程度に考えていましたね。

 

電車を乗り継いで、とある都市に着きました。時間はお昼だった気がします。

そこでトイレを済ませ昼食にしようと思ったのですが、さほどお腹も空いてないし金も使いたくないので長崎に向かう為に寄り道せず電車に乗りました。

 

ここまでは余裕じゃん!なんて思っていましたが、どんどん先に進み田舎になると電車の本数が少なくなります。

ちょっと乗り遅れてしまいました…。

次の電車はなかなか来ません。

そうなってくると、だんだん寂しくなってきます(笑)

しかし自分に出来る事は先に進むだけです!

 

夕方になると疲れが出てきましたが、なぜかお腹は空きません。だからといって何にも食べないわけにはいかないと思い安かったので、おいなりさんを食べました。

電車に乗っていると方言が聞こえてきて、遠くに来ているという実感が湧きましたね。

 

ようやく、かなり有名な地方都市に着きました。しかし、ここから長崎まで自分が来た道のりと同じくらい距離があります。

この時点で、夜になっていました。

さすがに疲れたので駅のホームにあるベンチに腰をかけながら考えました。

青春18きっぷが、あるとはいえ1万と小銭しかない。これから先、何があるか分からないから節約しなきゃ」と思いながらも、これ以上、中途半端に先に進んでもそのうち終点で降りなきゃならない羽目になり運悪く何にもない駅で降りた場合、野宿をしなければならなくなると考え、漫画喫茶に泊まろうかと思い悩んでいた時でした!

 

そんな冷静な考えが180度変わる出来事がおきてしまったのです。

それは…

一台の原チャにヤンキーが3人乗りをしているのを発見して、「少しでも前に進もう」と思いました(笑)

「こんなつまんねぇとこで休んでいる場合じゃねー!」なんて思ってしまったんですよね。

 

 

 結局、漫画喫茶に泊まらずに行ける所まで行こうと電車に飛び乗りました。

有名な地方都市から、どんどん離れて行くと先程の威勢が少しずつ萎んでいくようでした。

時間も遅いので電車に乗る人も少なかったですね。

心細くなっていると偶然、自分くらいの年齢と同じくらいの若い2人組(ともに男性)が近くに乗ってきました。

似たような年齢だと思うと妙に安心していました。

しかし元々、乗客が少ないなか1人、また1人と電車から降りて行きます。

ただでさえ寂しいのに人が降りて行くのを見て「みんな自分の自宅に帰り家族や仲間と普段通りの生活をするんだろうな」っていう想像をしてしまうと、強烈な寂しさに襲われました。

「まだ皆んなも、この電車に乗っていようよ〜」なんて甘い考えは許されるわけもなく無機質な電車の音は響きます。

 

ついに恐れていた事が起こりました。それは近くに座っていた2人組が降りようとしていたのです!

「やべぇ…!」

自分は、まだこの寂しい電車に終点まで乗り続けるのか?無機質な音を聞き続けるのか?

そんな考えをしている間に

2人は席を離れている!もう躊躇している暇はない!

 

自分も一緒に下車しました。

 

かなりの田舎でファミレスや漫画喫茶なんかない。いや、もしかしたらあるかもしれないが、少なくとも自分の周りにはなかったと思います。

少しの間は2人と一緒に歩いてましたが、ずっといるのは気まずいので別方向に行きました。

夜ということもあるのでしょうが静かなところでした。

歩いている人も、ほとんどいません。

とぼとぼ歩いていると、コンビニを発見しました!

最初は「コンビニなんてあるわけないよな」と思っていましたが、ちゃんとあったんです。

吸い込まれるように店に入りました。

 

入店して、時間を潰そうと商品をゆっくり見てまわりました。

そして雑誌コーナーで立ち読みしたような記憶があります。

普段コンビニを利用する時よりは長くいたと思います。

しかしあまりに長居すると、さすがに気まずいので買い物をしました。

何を買ったか覚えていないんですよね。

食べ物を食べた記憶がないんですが、レジでお会計は済ませた記憶があるんですよね。

それと、なぜか若槻千夏さんが表紙を飾った「ヤングジャンプ」を買ったような気もするんですが記憶が曖昧なんです…。(ヤンジャンを買ったか買わなかったか思い出そうとして、意地になりブログを書くのを一時止めてしまった。自分はアホだな笑)

 

 

店を出た後、あまり寂しいという気持は若干ではありますが薄れてきていました。

「別に海外ではないし」という気持ちを持つようになったのも理由の1つかもしれません。

 

とりあえず、仕方ないので駅前で野宿する事にしました。

野良猫みたいに隅っこでいたと思います。 

(念の為に書きますが自分は交通の邪魔にならない安全な場所にいます) 

 

野宿を決め込んだ時は深夜だったと思います。

「ここまで良く来たな…。」なんて思っていましたね。

 

 ようやく夜が明け朝が来ました。

 

自分は始発で長崎に向かう為、寝ずに起きていたので体は疲れていました。

 

そして、深夜の落ち着きと、うってかわりここに来て弱気な自分が現れてしまいます…。

ライブは当日(今日)であり、10:30からオープンで、12:00開演でした。

 

「間に合わないかも?」

 

 

「いや、とりあえず行ってみよう」

 

 

「時間だけじゃない、距離もまだ半端なくあるぞ」

 

「せっかく来たんだぞ!逃げるのか!」

 

 

「別に逃げるわけじゃないから」

 

 

 「ここまでの旅が全て無駄だ」

 

 

1人で、こんなやりとりをしていましたね。

 

 

思い悩んだ結果…

 

 

引き返す事にしました。

 

自分は結局、半端野郎だ!何かを変えたくて出て来たんじゃないのか!

 

あー情けない!

 

チケットも買ったし、大好きなKEMURIやTHEMODSのライブが観れるチャンスなのに…

 

本当は、ここで引き返さず長崎に向かったと書きたかった!

しかし、現実は引き返す選択をした。

 

ダサいと思いながらも仕方なく駅に向かいました。

 

情けない気持ちで駅に入ると駅員さんがいらっしゃいました。

 

自分は普段、地元の駅で駅員さんに挨拶はした事はありませんが、この日ばかりは自分から挨拶をしました。

自分以外にも部活で利用する学生や大人もいましたが、ほとんどの人が挨拶していなかったような気がします。

 

それが目立ったのでしょうか?あるいは鉄道マップを広げて帰りの道を確認しているニオが、どこか寂しそうに見えたのでしょうか?

 

駅員さんが笑顔で話しかけてくれました。

(その際は方言で会話をしてくださいました)

 

正直、会話の内容が忘れていたり曖昧になっている部分もありますが、どこから来たか尋ねてくれて地元を伝えると、遠い所から来た事を喜んでくれていたと思います。

 

優しく話しかけてくれた事で自分も嬉しくなり「青春18きっぷ」で旅をしている事、長崎県に向かうのを諦めた事を伝えました。

 

駅員さんは、自分の一通りの会話を聞いてくれた後、ゆで卵を持ってきてくれました。塩まで付けてくださいました!

 

すごく嬉しかった。

 

自分の悲しみが報われた気がした。

駅員さんに「青春18きっぷ」を渡して判子を押して頂いた後

最後は駅員さんへ、お礼を言ってお別れしました。

 

 

初めは長崎に向かわず諦めた事に情けなさを感じていたけど、駅員さんの優しさのおかげで素晴らしい旅行になりました。

 

改めてあの時の駅員さんに感謝です。

そして、きっかけをくれたKEMURIとTHEMODSにも感謝です。

 

本当にどうもありがとうございます!

 

 

それからよく年の2005年のKEMURI 10th Anniversary Eventの時にライブを観れて、すごく楽しかったです!

 

 

 それともうひとつ!

野宿はしないほうがいいです。

自分は問題ありませんでしたが、何かのトラブルに巻き込まれては、せっかくの旅や休暇が台無しになってしまいますからね!

 

初めて5000文字近くまで書いてしまった。

 

最後まで読んでくれた方は本当にありがとうございます!

 

では、またねー!

 

ニオ・ラモーンでした。